東海大相模・小笠原は中日外れ1位

東海大相模・小笠原の交渉権を獲得しガッツポーズする中日・谷繁元信監督。右は日本ハム・竹田社長=東京・グランドプリンスホテル新高輪(撮影・村中拓久)
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 「プロ野球ドラフト会議」(22日、グランドプリンスホテル新高輪)

 今夏の甲子園で優勝した東海大相模のエース、小笠原慎之介投手が中日に1位指名された。外れ1位で中日と日本ハムが競合し、中日・谷繁監督がクジを引き当てた。

 ドラフト開始15分前から同校内の会見場で門馬敬治監督とともに会議を見守った小笠原は、「まだかな、とずっと待っていて、やっと指名していただいたのでうれしかった。ものすごく緊張しました」とホッとした表情。U-18ワールドカップ代表入りも果たした最速152キロ左腕は、「1年目から活躍したい気持ちが強いので、新人王を獲りたいと思う」と高らかに宣言した。

 U-18でともに戦ったオコエ瑠偉外野手(関東第一)も、楽天に外れ1位で指名された。「オコエとは代表でよく話をして楽しく生活できた。もし対戦するなら本気でぶつかっていきたい」とライバル心も見せた。

 中日には善行中、湘南ボーイズの先輩、高橋周平が在籍。プロ入りを希望した際には「対戦したい」とも語っていたが、幼なじみの先輩とはチームメートとなる。「対戦できないのは残念だけど、一緒なのは本当に心強い」と話した。

 中日は今季限りで山本昌が引退。レジェンドと入れ替わるように、黄金ルーキーがその左腕をうならせる。

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