日本ハムのマスコットＢ・Ｂが北海道２１２市町村を１０年間かけてすべてを訪問する「２１２物語」が今年完結することを記念し、挿入歌の「大空と大地の中で」を歌う松山千春が２１日、札幌ドームを訪れ、熱唱した。

　Ｂ・Ｂに花束を渡した後のあいさつでは、ソフトバンクベンチに向かって親交のある工藤公康監督に宣戦布告した。

　「おい、公康。簡単に日本シリーズに出られると思うな。日本ハムには大谷もいる。中田もいるし、近藤もいる。北海道民の応援で日本シリーズに行きましょう」とクライマックスシリーズでの巻き返しに期待した。

　グラウンドでホームベース付近で歌いきった後は、報道陣の取材に応対。自身が分析したソフトバンク対策を明かした。「多分、栗山監督も気づいておりますから。ソフトバンクの弱点は打つ、守るではないです。投げる、そこにね」と投手力に一抹の不安があると読んだ。