ヤクルト、首位阪神破り1ゲーム差

4回、左越え3点本塁打を放った館山を出迎える真中監督=甲子園(撮影・持木克友)
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 「阪神8-11ヤクルト」(30日、甲子園)

 首位攻防戦で2位・ヤクルトが先発・館山のプロ2本目3ランなど、四回に大量7点を奪い逆転勝ち。首位・阪神に1ゲーム差と肉薄した。

 ヤクルトは1点を追う四回、2死満塁から7番・大引の走者一掃の中越え適時三塁打で逆転。続く中村は敬遠で勝負を避けられたが、2死一、三塁から9番・館山の左翼越え3ランでリードを広げ、五回にも6番・ミレッジの左前適時打で加点。八回にも1番・比屋根の中前適時打、山田、畠山の連続犠飛で3点を加えた。

 バッティングでも活躍した先発・館山は、5回を4安打1失点の好投で4勝目(2敗)を挙げた。

 館山は「先に点を取られてしまったが、必ず逆転してくれると信じて、何とか次の1点をやらないように、それこそ五回にいかなくてもつぶれるつもりで投げました」と、お立ち台で振り返った。

 びっくり3ランには「振ったら当たったぐらいの感じで、まさかと思ったんですけど、ピッチングが不甲斐ない分、何か貢献できないかと食らいついた結果だったと思っています」と、フォアザチームの一打を強調した。

 阪神は一回、1死二塁から3番・福留の左前適時打で先制したが、三回まで1安打無失点と好投していた先発・岩崎が、四回につかまった。岩崎は3回2/3を6安打7失点(自責0)で降板した。

 打線は10点を追う八回に5番・マートン、8番・梅野の左越え適時二塁打などで3点を返し、7点を追う九回にも4番・ゴメス、マートンの連続中前適時打、代打・大和の左前2点適時打で3点差と粘りを見せた。

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