ソフトバンクの大隣憲司投手が近く左肘手術を受けることが決まり、今季中の復帰が絶望的となったことが18日、分かった。昨季はシーズン途中に難病の「黄色靱帯骨化症」を克服して復帰し、パ・リーグ優勝、日本一に貢献した。工藤公康監督は「早く決断をすれば来年にもつながる。悪いとは思わない」と話した。
大隣は今季、開幕ローテーション入りを果たしたが、5勝4敗にとどまった。登板機会がなかったため、6月10日に出場選手登録を外れ、18日にウエスタン・リーグで登板したが、その後に左肘関節炎と診断された。8月上旬に2軍戦で実戦復帰が見込まれていたが、回避していた。