梶谷、松本新1、2番でDeNA連勝 

 「DeNA7-4巨人」(13日、横浜)

 3位・DeNAが2連勝で借金を2に減らした。初回、今季初の1番に起用された梶谷が先頭打者本塁打の右中越え5号ソロを放ち、続く松本の2者連続となる右中越え1号ソロで2点を先制。二回も梶谷、松本の連続適時打で2点を追加した。

 1点差に迫られた三回は倉本の右中間適時二塁打で5点目。七回はロペス、宮崎の中前適時打で2点を加え、リードを広げた。先発・久保は6回7安打4失点で7勝目(4敗)。田中、長田、エレラとつなぎ、山崎康が2試合連続の23セーブ目(1勝2敗)を挙げた。

 監督の1番起用に応えた梶谷は「調子が悪かったので監督が1番に使ってくれたので何も考えずにいきました。(初回は最初のストライクから)あんまり1番は好きじゃないんですが、もういったれと、風に感謝です。(二回も)緩めずにいき、松さんも続いてくれた」と振り返った。

 自身初の4安打を放った松本は「打てたのはたまたまです」と淡々と話したが、アピールできたかの問いに、ベンチで中畑監督が指で○を作ると、「大丈夫だそうです」と口元を緩めた。

 また、1点リードの七回2死満塁のピンチで登板し、前の打席で本塁打を放っていた村田を見逃し三振に抑えた3番手・長田は、「抑えるか打たれるかの気持ちでマウンドへ上がった。(村田が)ホームランを打ったことは忘れてました」と語った。

 首位・巨人は連敗で貯金が1に減った。0-4の三回は坂本の左前2点適時打と亀井の左前適時打で3点。3-5の六回は村田の左越え5号ソロで再び1点差に迫ったが、七回は村田が長田に抑えられた。先発・高木勇は3回5失点で6敗目(6勝)。

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