「ソフトバンク１２－４西武」（１６日、ヤフオク）

　ソフトバンクが快勝。柳田が３安打６打点の活躍で打線をけん引した。

　初回無死二、三塁で迎えた第１打席。「いい形でチャンスをつくってくれた。後ろにもウチさん（内川）、デホ（李大浩）、松田さんがいるんで、楽な気持ちでいきました」と左越えへ先制の２点二塁打を放った。

　１点差に迫られた六回には先頭打者として中前打で出塁。松田の適時打で生還した。さらにこの回２度目の打席は２死満塁の絶好機。左中間席へ運ぶグランドスラムで勝負を決めた。

　「チャンスをつくってくれた皆様のおかげで打てました」と振り返った柳田。八回の最終打席で三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、結果は二塁併殺打だった。

　大記録を意識していたかと問われると「はい」と認めつつ「でもそんなに簡単に打てるものじゃない。相手も必死で抑えにきますし、あしたも頑張ります！」と気持ちはすでに次戦へ切り替えていた。