日本ハムのスポーツ・コミュニティー・オフィサー（ＳＣＯ）を務める稲葉篤紀氏が１７日、札幌ドームで行われた日本ハムベースボールアカデミー（ＢＢＡジュニアユース）卒業練習に出席。４月から高校に進学する卒業生６５人を指導した。

　背番号４１のユニホーム姿で現れ、打撃投手や、打撃の実演を行った。生徒には「基本を大事に。プロ野球選手は常に基本を大事にしている。みんな格好よくやろうとしているのではない。まずは基本です」と堅実なプレーの大事さを教えた。

　卒業生から将来のプロ野球選手が誕生することを期待する稲葉氏。「毎日コツコツやるという、そういう準備が大事。勉強も一夜漬けじゃなくて毎日コツコツやれば、慌てなくてすむ」と最後にアドバイスを送っていた。