楽天の経済効果、最大212億円 マー君去り最下位でも

 宮城県は26日、パ・リーグ最下位だった楽天ゴールデンイーグルスの14年シーズンで県内に及ぼした経済効果は、推計で212億円に上ると発表した。レギュラーシーズンでは、日本シリーズを制した13年の187億円を上回り過去最大。

 日本一に貢献した田中将大投手が大リーグに移籍し、星野仙一前監督が手術で戦列を長期離脱するなど成績不振だったが、1試合当たりの観客数は前年より増えた。担当者は「前年の日本一効果に加え、球団創設10年目で地域に根付いた成果」としている。

 県によると、試算対象は1軍のホームゲーム67試合。レギュラーシーズンの年間観客数は135万人と過去最高。

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