「巨人４‐０ＤｅＮＡ」（４日、東京ド）

　巨人が快勝した。六回、大田の左中間への適時二塁打で１点を先制。さらに村田の右中間への２１号３ランで加点した。先発小山は５回を２安打無失点。六回から２番手で登板し、４回１安打で零封継投を完成させた沢村が５勝目を挙げた。

　ＤｅＮＡは先発高崎が６回を７安打４失点。打線は散発３安打と抑え込まれたが、「１番・右翼」で出場したルーキー関根がプロ初打席初安打を含む２安打と奮闘した。

　試合後のセレモニーで、巨人選手会長の村田がファンにあいさつ。「これからも一戦一戦目の前の試合を戦って、ファンの皆さまと日本一を分かち合えるよう頑張りたい」と必勝を約束した。

　今季レギュラーシーズンの本拠地最終戦を完勝で飾った原監督は「小山もよかったし、沢村も非常によかった。いい形でクライマックスに入れる」と手応えを口にし、「短期決戦はジャイアンツは戦い方を知っているチーム。いいコンディションで立ち向かいさえすれば、いい戦いができると思います」と自信をのぞかせていた。