「広島５‐６ヤクルト」（１２日、マツダ）

　ヤクルトが１５安打６得点で逆転勝ちし、３連敗を免れた。

　３点を先制されて迎えた二回、敵失で１点を返すと、山田の犠飛、上田、川端の連続適時打で逆転。四回には川端の適時打で加点した。八回ユウイチの右前適時打で貴重な６点目を奪った。

　先発の石山は初回に３点を失うものの、５回３失点で今季２勝目。六回以降は４投手の継投でしのいだ。

　広島は一回、菊池の８号ソロで先制すると、キラの適時打、田中の適時二塁打で、この回３点を奪った。

　２点差の八回には菊池がこの試合２本目となる９号ソロで１点差と迫り、なおも無死二塁の同点機をつかんだが、後続を断たれた。４番のエルドレットはこの試合も５打数無安打とブレーキ。