「オールスター・第1戦、全パ‐全セ」(18日、西武ド)
全パ先発の岸孝之投手(西武)が、2回無安打無失点、4奪三振の好投を見せた。
圧巻は二回。本塁打ダービーで優勝した4番・エルドレッド(広島)に続き、5番・キラ(同)、6番・バレンティン(ヤクルト)と並み居る強打者を3者連続三振に斬った。
エルドレッドとキラに対しては、ともに直球で追い込み、チェンジアップで空振り三振。バレンティンはオール直球で攻め、最後は150キロで空を切らせた。
マウンドを降りた岸は、「勝負したい相手だったので。150キロ? 強気で投げました」と、気持ちよさそうに汗をぬぐった。