ブルワーズ 44年ぶり世界一へ先勝 マーフィー監督「声援が力をくれる」熱狂超満員のファン後押し

 「ワールドシリーズ、ブルワーズ3-2レイズ」(23日、ミルウォーキー)

 開幕して第1戦が行われ、ブルワーズ(ナ・リーグ)がレイズ(ア・リーグ)に3-2で競り勝って先勝した。ともに初制覇を懸けた対戦で、頂点に立った経験がないチーム同士の顔合わせは1980年以来。ブルワーズは一回に指名打者のクリスチャン・イエリチ外野手(34)の適時三塁打とウィリアム・コントレラス捕手(28)の適時打で2点を先制。2-1の七回はジャクソン・チョウリオ外野手(22)の適時打で加点した。先発ジェイコブ・ミジオロウスキー投手(24)は5回1失点と踏ん張り、その後は救援陣がリードを守った。

 ブルワーズは総力を結集して先手を取った。打線は1番チョウリオがけん引した。一回に右前打で2点先制の足掛かりを築けば、2-1の七回は下位打線でつくった好機から再び右前に運んで適時打。ともに初球をしぶとく捉えた右打者は「落ち着いて自分らしいプレーに集中できたと思う」と満足げだった。

 守備では捕手のコントレラスが躍動した。五回は正確な送球で三盗を試みた走者を刺すと、六回も二盗を阻止。機動力でかき回してくるレイズのお家芸を封じ、接戦での勝利を呼び込んだ。「走塁は相手がここまで勝ち上がってきた要因の一つ。しびれる試合で捕手の役目を果たせて良かった」と息をついた。

 ブルワーズにとって、44年ぶりのワールドシリーズの舞台。歴史的瞬間に立ち会おうと、球場には超満員の4万3250人が押し寄せた。町を挙げての応援で、転売サイトではチケットが立ち見席でも1枚2500ドル(約40万円)以上という熱狂ぶりだ。マーフィー監督は「手ごわい相手との戦いだが、ファンの声援が力をくれる」と感謝した。

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