村上宗隆 攻守奮闘実らず地区S突破お預け 1安打1打点も…9失点で再々逆転負け2連敗 Wソックス逆王手許すも“外弁慶シリーズ”は敵地で第5戦
「ア・リーグ・地区シリーズ、ホワイトソックス5-9ガーディアンズ」(8日、シカゴ)
第4戦が行われ、ホワイトソックスは投手陣が乱れて逆転負け。21年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出はお預けとなった。対戦成績は2勝2敗で、ガーディアンズに逆王手をかけられた。第5戦は10日(日本時間11日)にガーディアンズの本拠地、プログレッシブ・フィールドで行われる。
村上宗隆内野手は「4番・一塁」で先発。三回に先制の押し出し四球を選ぶなど3打数1安打1打点、2四球だった。
ホワイトソックスは先発左腕・スミスが初回に3四球を与えて2死満塁とすると、ベナブル監督はベンチを出た。異例の早期継投で2番手・フェディーがピンチを切り抜けた。
すると、三回に打線がつながった。レギュラーシーズン12勝のガーディアンズ先発左腕・メシックに対して、先頭のコルソン・モンゴメリーがチーム初安打となる投手強襲の内野安打を放つ。1番・マイドロスが左翼線二塁打で続き、1死後にバルガスが四球でつないだ。
1死満塁で村上が打席へ。フルカウントから外角への154キロを見極めて押し出し四球を選び、先制点を生み出した。 スタンドを黒く染めたファンが大熱狂すると、続くアントナッチが右犠飛で2点目をたたき出した。
しかし、2-0の五回だった。好投を続けていたフェディーが、先頭のベイリーにソロを被弾。さらに1死一塁となると、ベナブル監督は3番手・ヒックスを投入したが、継投が裏目に出てラミレスに逆転2ランを浴びた。
それでも直後の五回だった。村上が1死一、二塁から2試合ぶり安打となる左前打を放ち、満塁へと好機を拡大した。
次打者のアントナッチが押し出し死球を受け、同点。さらにドイルの勝ち越し犠飛へとつながる。再逆転に総立ちの本拠地は大興奮となった。
村上は一塁守備でもチームに貢献した。四回無死一塁はゴロを捌いたあと、二塁へ送球。さらに一塁へ戻って送球を受ける「3-6-3」の併殺を完成させた。
さらに4-3で迎えた五回無死は、一塁線へのゴロが難しいバウンドに体勢を崩しながらも捕球してアウトに。この回から登板した元DeNAのケイを後押しした。
しかし、ケイが次打者に死球を与えてから乱れて同点を許すと、その後も投手陣が乱れて六回だけで一挙6失点。再々逆転を許してしまった。
5点を追う九回には先頭のバルガスがPS1号となるソロを放ち、続く村上は四球を選んだ。しかし、後続が倒れた。
ア・リーグ中地区2位で、5年ぶりのポストシーズン進出を果たしたホワイトソックスは、ワイルドカードシリーズから無傷の4連勝を飾った。
地区シリーズも第1戦から2連勝で突破に王手をかけていたが、本拠地での第3戦は3-9で大敗。この試合も大量失点で、2試合で18失点となった。
ただ、今回の地区シリーズは両チームとも本拠地の2試合を落とす“外弁慶シリーズ”となっている。ホワイトソックスが敵地で戦う第5戦。これまでの流れを生かしてリーグ優勝決定シリーズに進めるか。
