大谷翔平は室内でティーとマシンで調整 あす第3戦で難敵左腕と対決 ドジャース野手陣は“仮想セール”特殊球で打撃練習
「ナ・リーグ地区シリーズ、ブレーブス-ドジャース」(6日、アトランタ)
ドジャースは前日の試合後に敵地アトランタへ移動し、この日はあすの第3戦に向けて野手組はフリー打撃やノックで、投手陣はキャッチボールなどで調整した。
大谷翔平選手はフィールドに姿を見せず、室内で個人メニューに取り組んだ。ベイツ打撃コーチは「いつも通りのルーティンをこなした。ティー打撃とマシン打撃。すべて良かった。私はフィールドに出ていたので見ることはできなかったが、素晴らしかったとの報告を受けたし、本人も『グレートだった』と言っていた。練習前に話した時も状態は良いと言っていた」と明かした。
大谷以外の野手はフィールドに出てフリー打撃などを行い、感覚を確認した。途中からは硬球ではなく、ゴルフボールのようにディンプルが入った『ソフトボール』と呼ばれている特殊球を使用して打撃練習を行った。
同コーチによると、特殊球を使った打撃練習は大谷もルーティンの一つとして採用。この日は屋外練習で初めて使用。「硬球だとスイングが多くなると、振動で手に負担がかかるし、左打者が右投手のカットボールを想定した練習で自打球によるケガのリスクを避けることができる。球の変化量が大きいので、より鋭いスライダーやライジング系の速球を再現もできる」と、複数の利点を挙げた
ブレーブスの第3戦の先発はエース左腕のセール。力強い直球とキレ味鋭いスライダーが武器だ。腕が長く、サイドから繰り出される球の軌道は左打者から見ると背中から来る感覚だと言われている。この日の練習でマシンが設置された場所はマウンドの右側。左腕セールを想定した練習だったのは明白だった。
8月27日の対戦でセールに9回5安打11三振無得点で屈辱の完封負けを喫しているドジャース。第3戦は勝てばシリーズ突破に王手となり、負ければ崖っぷちに立たされる大きな意味を持つ。セールを攻略し、いかに早くマウンドから引きずり下ろせるかが、勝敗のカギを握ることは間違いない。
