やしきたかじんさん妻・さくらさん 十三回忌ライブで思い語る「たかじんさんに恥じない生き方を」瀬戸内寂聴さんの言葉が後押しに
14年1月に64歳で死去した歌手のやしきたかじんさんの十三回忌メモリアルイベント「MY WAY LIVE」が5日、大阪市で開催され、妻で作家、インフルエンサーのやしきさくらさん(45)が出演した。
初の公式音楽イベントにはゆかりのあるメンバーが集結。サプライズで俳優の伊原剛志、T-BOLANの森友嵐士が登場。天童よしみ、小室哲哉がビデオ出演するなど、ライブに花を添えた。
ラストは代表曲「やっぱ好きやねん」を出演者全員で熱唱。この日、誕生日の故人をしのんだ。
さくらさんは「胸いっぱいです。みんなと一緒に見られて良かった」と公演を振り返った。
このタイミングでイベントを開催した理由の一つに僧侶の故・瀬戸内寂聴さんからの助言があっという。生前、10年前ぐらいに会う機会があり、「仏教だと十三回忌が大きい節目だと聞いた。迷惑をかけてしまったので、何かたかじんさんにしてあげられることはないかと思った」。
たかじんさんの死後は週刊誌の記事やネットで「後妻業」などと誹謗中傷された。「私が前に出るとまたたたかれるんじゃないか」。いろんな葛藤があったが、寂聴さんから「あなたはまだ若いんだからいつまでも未亡人をやるのをやめなさい。いつまでもそんなんじゃいけない。ずっと後回しにしちゃいけないよ」と叱咤激励されたことをきっかけに前向きに生きることを決意。追悼ライブの構想を練ったという。
「私が生きている間にたかじんさんに返せることって何かなと思ったら、この形になった。いろんな方が協力してくれて…。本当にありがたかった」と感謝。次回開催については「皆さんが喜んで帰ってくれたので。お声があれば考えたい」と意欲を示した。
初の著書「永遠と1日『たかじんさん』との出会い、別れそして今」(祥伝社)を書き下ろしたさくらさん。今後については「ずっと未亡人ではいられないので。たかじんさんに恥じないような生き方をしたい。ライブを終えて、たかじんさんの妻というのはいったん置きたい。もうアラフィフなので、私自身の人生を大事にしていきたい」と笑みを浮かべた。
