ドジャースが惜敗連勝逃す 1勝1敗のタイで敵地へ 大谷翔平は2戦連続安打も好機で凡退 打線が本塁打以外で得点できない悪循環 佐々木朗希は米自己最速164・3キロ計測 2回無失点

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-3ブレーブス」(4日、ロサンゼルス)

 ドジャースが接戦を落とし、1勝1敗のタイに持ち込まれた。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手は2試合連続安打となる左前打を放つなど4打数1安打。だが好機での凡退が響き、打線が本塁打でしか得点できない悪循環に陥った。佐々木朗希投手は八回から登板し2回無安打無失点だった。

 ドジャースは1点を追う三回、先頭のロハスが左翼線二塁打で出塁。続くエドマンは送りバントを試みるも三塁へのフライとなって走者を進められなかった。それでも打線が上位に戻ってベッツは冷静にボール球を見極め、ストレートの四球で一、二塁と好機を拡大した。

 ここで大歓声を浴びながら打席に入った大谷。フルカウントまで勝負を持ち込むも、最後は高めのボール球に手を出してしまい遊飛に倒れた。思わず悔しそうな表情を浮かべた。

 それでも再び1点を追う五回に無死一塁からコンパクトなスイングでシフトの逆を突き、三塁線を破った。2試合連続安打で無死一、二塁と好機を拡大したが、スミス、フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスが走者を動かせずに凡退。好機を逸してしまった。大谷は七回の第4打席は低めのスライダーにバットが止まらず空振り三振を喫した。

 初戦で3発5得点をマークしたドジャース打線。この日もフリーマンのソロ本塁打で追いついたが、一発でしか得点できていない。打線がつながるシーンはほとんどなく、拙攻が続く厳しい展開になっている。

 先発のスネルは初回に適時内野安打で先制を許した。右股関節の張りの影響か制球が定まらない場面があり、ブレーブス打線の粘りにもあって四回途中で90球に達したところで降板。早めの継投を強いられた。

 そして五回には3番手のブービックが2死から三塁打を浴び、痛恨の暴投で勝ち越し点を献上。七回にはエンリケスがハリスに適時二塁打を許してしまった。

 八回から登板した佐々木朗希投手は3四死球で1死満塁のピンチを招いたが、アクーニャを遊ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出。スコアボードにゼロを刻むと吠えてガッツポーズを繰り出した。ポストシーズン初登板で収穫だ。九回も続投すると、先頭オルソンを163キロ直球で空振り三振に仕留めると、続くアルビーズをメジャー移籍後最速164・3キロで一ゴロ。三者凡退にした。

 打線は九回2死走者なしの土壇場でマンシーが2戦連発となる右越えソロで1点差に詰め寄るも、代打で登場した21歳デパウロが凡退し、万事休した。

 ドジャースはこれで1勝1敗のタイに持ち込まれた。第3戦から敵地に移り、山本由伸投手が先発マウンドに上がる。相手はレギュラーシーズンで苦しめられた難敵左腕のセールが登板予定。ブレーブス投手陣がやり繰りで苦しんだブルペンデー2試合で連勝できなかった事実は尾を引くかもしれない。

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