フィリーズ、驚異の粘りで延長戦制して逆王手 エースのブチ切れ絶叫で打線奮起 八回にシュワバーとハーパーが2者連発 延長十回ボームが決勝弾 ブレーブス本拠地に悲鳴と歓喜
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ ブレーブス3-4フィリーズ」(30日、アトランタ)
フィリーズ(ナ・リーグ東地区2位)が延長戦を制してシリーズを1勝1敗とし、逆王手をかけた。ブレーブス(ナ・リーグ東地区1位)はリリーフ陣が崩れて本拠地で逆転負け。あす第3戦の勝者が地区シリーズで大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3選手が所属するドジャース(同西地区1位)と激突する。
フィリーズが一回にハーパーの適時打で先制し、ブレーブスがその裏の攻撃でオルソンが適時打で追いつく展開。試合が大きく動いたのは七回だ。
ブレーブスの先頭マーフィーが四球で出塁。キムの一塁側への送りバントを一塁ボームが二塁封殺を狙うもセーフ。敵軍の判断ミスで無死一、二塁と好機を拡大すると、1死から2番ボルドウィンが右越え二塁打で2点を勝ち越した。
フィリーズにとっては右翼ハーパーが目測を誤る痛恨のプレー。2つの“拙守”が失点につながってしまった。ベンチに戻ったエース左腕サンチェスはブギ切れ、絶叫した。
しかし、フィリーズはここから奮起する。八回に2年連続本塁打王シュワバーが代わったばかりの左腕リーから飛距離136メートルの特大弾を右中間席へたたき込むと、続くハーパーが127メートル同点ソロ。土壇場での2者連続本塁打で追いつき、敵地に集結したフィリーズを熱狂させた。
延長戦にもつれた熱戦は、同点の延長十回にフィリーズのボームが4番手フェンテスから右越え決勝弾で決した。七回の守備で失点に絡む判断ミスをしたハーパーとボームの2選手が勝利に大きく貢献した。
