ロバーツ監督、就任11年目初めて退場処分ゼロ ジョークで爆笑誘う「成熟したから」 ABSシステム導入の効果を強調 敵将はボール判定に暴言退場
「ジャイアンツ1-5ドジャース」(27日、サンフランシスコ)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が就任11年目で初めて退場処分ゼロでレギュラーシーズンを終えた。
試合前の囲み取材。過去10年で計14回の退場処分を受けている指揮官は、ここまで退場処分がないことを伝えられると、「今日の試合で退場になってほしいの」とジョーク。さらに、その理由を問われると、冗談口調で「(昨季より)賢くなったし、成熟したからだ」と言って、再び爆笑を誘った。
MLBでは今季からロボット審判、通称「ABSシステム」を導入し、球審のストライク・ボール判定に対してチャレンジ権の行使が可能になった。
「ABSシステムが助けになっているのは確かだと思う。監督が退場になる多くの場合は、ボール・ストライクの判定で選手を守ろうとするからだ。しかし、今はチャレンジできる。気に入らなければチャレンジすればいい。それが大きな要因だと思っている。今年は例年ほど退場が多くないはずだ」。
ロバーツ監督は同システムの効果を説明したが、この日の試合では三回のドジャースの攻撃でベッツへのボール判定に対して、ジャイアンツのビテロ監督がベンチから暴言を吐いて一発退場となった。さらに怒りを増幅させた敵将はベンチから飛び出し、猛抗議。スタンドからブーイングが起こるなど、騒然となった。
ビテロ監督は昨季まで名門テネシー大を指揮した名将と知られているが、メジャー1年目は65勝97敗と大苦戦。さらに両リーグ最多となる7度の退場処分を受ける不名誉な記録までつくってしまった。最終戦は1点を先制しながら延長戦の末、逆転負け。両監督が明暗を分ける結果となった。
