岡本和真 大谷超え日本勢1年目最多23号 「何でもいいから出したい」球宴後初弾に安堵

 「レッドソックス6-4ブルージェイズ」(24日、ボストン)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(30)はボストンでのレッドソックス戦に「3番・三塁」で出場し、七回に23号3ランを放って2018年に大谷翔平投手(32)がエンゼルスで樹立した日本勢の1年目最多記録を更新した。

 初球の甘いシンカーを見逃さなかった。4点を追う七回1死一、二塁で、岡本が中越えに10試合ぶりの23号3ラン。96・3マイル(約155キロ)のシンカーを強振すると、打球は中堅最深部へ消えた。408フィート(約124・3メートル)の一発。大谷が2018年にエンゼルスでマークした日本選手によるメジャー1年目の最多記録を更新した。日本で本塁打王3度の強打者が、改めて力を示した。

 苦しんだ末の一発だった。前半戦の最終戦で2安打したが、オールスター戦後は7試合無安打。「一回(日程が)空いてしまったので。最初の一本を何でもいいから出したいと思ったが、ちょっとずるずるいってしまった」とリズムの狂いが続いていた。

 五回に球場名物の巨大な左翼フェンス「グリーンモンスター」を直撃する二塁打。28打席ぶりの安打となり「あれはほっとした」。トンネルを脱出し、次の打席でアーチをかけた。

 チームは敗れ、ア・リーグ東地区最下位に低迷していることもあり、記録については「特にない。やっぱり一番は試合に勝つことだと思う」と淡々とした口ぶり。それでもシュナイダー監督は「日本選手のルーキーのシーズン最多本塁打記録をつくったのは、とても素晴らしいこと。彼にとって大きな功績で、本人にもそう伝えた」とたたえた。

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