岡本和真 日本人ルーキー史上最多23号3ランも…勝てないブルージェイズ 再び借金「10」に 昨季のア・リーグ王者が苦しい状況に
「レッドソックス6-4ブルージェイズ」(24日、ボストン)
ブルージェイズの岡本和真内野手が日本人ルーキー記録を更新する23号3ランを放つもチームは連勝を逃し、再び借金は「10」に膨らんだ。
チームを奮起させるかのような岡本の一発だった。3点を追う七回1死一、二塁で迎えた第4打席。初球の浮いた変化球を完璧に捉えると、打球はバックスクリーンに飛び込んだ。敵地が騒然となる中でダイヤモンドを一周した岡本。ベンチではホームランジャケットを着せられ、白い歯をこぼした。1点差に迫る価値あるアーチだ。
五回の第3打席では左翼へ大飛球を放つもグリーンモンスターに阻まれた。惜しくも一発とはならなかったが8試合ぶり、後半戦初安打となる二塁打。暗いトンネルから脱出していたが、その勢いを加速させるような23号アーチとなった。
岡本は前半戦で22号を放ち、大谷翔平が持つ日本人ルーキーの本塁打記録に並んでいた。新記録更新は秒読みかと思われていたが、後半戦に入り打棒が低迷。17日のホワイトソックス戦から18打数連続無安打となり、22日はスタメンから外れた。翌日の試合でも無安打に終わるなど、メジャー移籍後最長とも言えるスランプで打率は・224へ低迷していた。
愛されキャラの一撃にチームも奮起。八回には代打・ヒメネスの犠飛で4点差を追いつき試合を振り出しに戻した。だがその裏、バンアイクが勝ち越しを許して1回を投げきれずKO。その裏、反撃もとどかなかった。
これでブルージェイズは再び借金「10」。ア・リーグ東地区最下位に低迷し、プレーオフのワイルドカード争いでも引き離されている。2年連続のワールドシリーズ進出が厳しい状況へと追い込まれている。
