佐々木朗希が球団新記録の快投 100マイル超がなんと21球 6回途中1失点 2カ月ぶり勝利ならずもメジャー移籍後最速の163・8キロマーク
「ヤンキース-ドジャース」(17日、ニューヨーク)
ドジャースの佐々木朗希投手が後半戦開幕投手を任され、6回途中1失点の快投。初回にメジャー移籍後最速となる101・8マイル(163・8キロ)をたたき出し、100マイル超が21球は球団新記録となった。フォーシームの平均球速も100マイルをオーバーし、打線の援護なく2カ月ぶりの勝利はならなかったが、進化を示したマウンドになった。
初回、簡単に2死を奪った佐々木。3番・ゴールドシュミットの初球に101・8マイルのフォーシームでストライクを奪った。さらに続く2球目も101・7マイルをマーク。最後は空振り三振に仕留め、ベンチで大谷と山本が拍手を送った。
佐々木のこれまでの最速は6月12日・ホワイトソックス戦でマークした100・7マイル(162キロ)だった。前半戦最後のマウンドで久々のクオリティースタートを達成し、癖バレも修正したことで後半戦へ手応えを語っていた佐々木。進化を示すかのような立ち上がりとなった。
二回も先頭のベリンジャーを空振り三振。続くドミンゲスは1球で一ゴロに打ち取った。さらにチゾムに対しても101マイルを連発し、フルカウントから中前打を許したが、カバジェロは内角高めで詰まらせてのフライアウトに打ち取った。
三回は先頭のマクマーンに左翼線へエンタイトル二塁打を浴びてこの試合初めて得点圏に走者を背負った。ウェルズは低めのスプリットで空振り三振に仕留めたが、続くグリシャムにはフルカウントから四球を与えた。ここで怖いライスを迎えたが、低めのスプリットで二ゴロ併殺打。鮮やかにピンチを脱出した。ベンチに戻る際にはラッシングとグータッチをかわした。
四回は先頭のゴールドシュミットを101マイルのフォーシームで三振。ベリンジャーも高めのフォーシームで空振り三振。ここからドミンゲスに右中間を破られ、パヘスの失策も重なり一気に三塁へ。続くチザムの初球にラッシングが痛恨のパスボール。先制の1点を失い、珍しく強い口調でラッシングと言葉を交わすシーンがあった。
五回は先頭をしっかりと打ち取り、マクマーンは一ゴロに。ウェルズの右中間への打球はパヘスがスライディングキャッチを見せ、三者凡退で5回を1失点にまとめた。
そして六回も1死からライスに安打を許し、2死からベリンジャーに中前打を浴びた。ここでロバーツ監督が出て交代を告げた。自責点ゼロでの降板。2試合連続でクオリティースタートの達成はならなかったが、進化を示す内容だ。
この日の94球で直球41球の平均球速は100・1マイル(161・1キロ)。100マイルオーバーが21球を数えたのは地元中継局によるとスタットキャストが導入されて以降、球団新記録となった。160キロ超は35球で驚異の出力だ。
打線の援護がなく5月23日のブルワーズ戦を最後に8試合連続未勝利となった。それでも後半戦もしっかり先発ローテを守っていく上で、大きな一歩。七回にはマンシーが逆転2ランを放ち、自身の黒星が消えるとベンチでガッツポーズを繰り出し、大きな拍手を送っていた。
