山本由伸が7回途中1失点で2勝目!六回に失点→一発逆転のピンチを切り抜ける 3戦連続のQS WSMVPの地でエースの存在感示す
「ブルージェイズ1-4ドジャース」(7日、トロント)
ドジャースの山本由伸投手が今季3度目の先発マウンドに上がり、7回途中5安打1失点で2勝目を手に降板した。
圧巻の立ち上がりだった。先頭のスプリンガーからスライダーで空振り三振を奪った山本。続くバーショも2球で追い込み、最後はツーシームで空振り三振に斬った。3番のゲレーロにもストライクを先行させて追い込むと、アウトローのカットボールで見逃し3球三振に斬った。敵地は静まりかえった。
二回は先頭・サンチェスの打球を右翼・タッカーが目測を誤ってまさかの“バンザイ”。完全に詰まっていた中で思った以上に打球が伸びてきたことで捕球できず、二塁打となった。それでも岡本を高めのツーシームで二飛に打ち取り、クレメントも仕留めて走者をクギ付け。最後はルークスを見逃し三振に斬ってピンチを脱出した。
直後に大谷のタイムリーなどで2点の援護をもらって以降は圧巻の投球。三回から五回まで3イニング連続の三者凡退。サンチェスに二塁打を浴びて以降、打者12人連続アウトの離れ業で勝利投手の権利をつかんだ。
六回はヒメネスに詰まりながらも右前に落とされ、二回以来の走者を出した山本。バレンズエラを一ゴロに打ち取る間に二塁へ進まれ、スプリンガーに右中間を破られる適時二塁打を浴びて1点を失った。
それでもなおも1死一、二塁のピンチでゲレーロ、サンチェスをしっかりと打ち取って最少失点で切り抜けた山本。粘り強く投げぬき、3試合連続のクオリティースタートを達成。エースの存在感を見せつけた。
しかし今季最長7イニング目に突入したが、岡本に二塁打を浴び、バントヒットで無死一三塁とピンチを広げたところで降板。今季最多97球の熱投だった。2番手のベシアが無死満塁のピンチを招いたが、気迫の投球でスコアボードにゼロを刻んだ。ベンチに戻ってきた左腕と熱い抱擁をかわした。
山本は昨年のワールドシリーズで3勝をあげてMVPを獲得。3つの白星はいずれも敵地・ロジャースセンターであげたものだった。先発オーダーがアナウンスされるとスタンドから大ブーイングがわき起こっていた。
