菅野智之、6回1失点で今季初勝利 78球“省エネ”投球で連敗阻止 “打者天国”本拠地で2冠シュワバーら強力打線を抑える ハーパーから2K 最速150キロ
「ロッキーズ4-1フィリーズ」(5日、デンバー)
ロッキーズの菅野智之投手が本拠地デビュー戦で6回を4安打1失点に抑えて今季初勝利を手にした。78球の省エネ投球で与四球1、奪三振5。ストライク51球、ボール27打球で最速は150キロを計測した。
メジャー2年目のうれしい初星。菅野が昨季2冠のシュワバーやMVP2回のハーパーらが強打者が並ぶ打線を相手に粘り強い投球を披露した。
初回は1死からシュワバーを四球で歩かせたが、3番ハーパーをスプリットで二ゴロに仕留めるなど、後続を断った。味方打線がその裏の攻撃で3点を先制し、主導権を握った。
二回は1死から16年に巨人で同僚だったキューバ出身のガルシアにソロ被弾。続くマーシュには二塁打を許したが、後続をピシャリ。三回は10球で3人を片づけ、四回も三者凡退。先頭ボームはフルカウントから内角直球をボールと判定されたが、ABSチャンレンジで判定が覆り、見逃し三振になるなど、新システムにも助けられた。
標高1マイル(約1600メートル)に位置し、打球が飛びやすいことから“打者天国”として知られる本拠地。五回は2死から連打で二、三塁のピンチを背負い、シュワバーにはカウント2-1から外角スイーパーをセンターフェンス手前まで運ばれ、ヒヤリとしたが、中飛に打ち取って無失点。36歳ベテランの粘投にこたえるかのようにその裏の攻撃で元フィリーズ・ドラ1のモニアックが2号2ソロでリードを広げる。菅野は六回にハーパーからスプリットで2度目の空振り三振を奪うなど、三者凡退に抑えて反撃を許さなかった。
菅野は今季初登板となった3月30日のブルージェイズ戦で5回途中1失点。この日も安定した投球でクオリティスタート(6回以上、3自責以下)を達成し、チームの連敗を2で止めた。自身はオリオールズでプレーした昨年8月14日のマリナーズ戦以来、9登板ぶりとなる白星。日米通算14年連続勝利を記録した。
