大谷翔平 今季初二刀流勝利 雨にも負けず6回0封 自己最長22回2/3連続無失点、打では自己最長タイ36戦連続出塁

 雨中の中、6回1安打無失点と好投した大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 今季初先発で6回を無失点に抑えたドジャース・大谷(共同)
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 「ドジャース4-1ガーディアンズ」(31日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)はロサンゼルスでのガーディアンズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発し、開幕5戦目での今季初登板を6回1安打無失点6奪三振の好投で飾り、勝利投手になった。メジャー9年目を迎えた大谷は今季初めての投打同時出場。打者では3打数1安打、2四球で昨季から続く連続試合出塁を自己最長に並ぶ36に伸ばした。試合は4-1。史上3球団目のワールドシリーズ3連覇に向けて投打「二刀流」でのフル回転を目指す。

 ユニホームを泥だらけにしながら、懸命に腕を振った。本拠ロサンゼルスでは極めて珍しい雨中の戦い。「難しい天候の中で、しっかりと6イニングを決まった球数の中で投げられたのは良かった」。今季初めての登板で先発の仕事。クオリティースタート(QS、6回以上、自責3以下)を達成し、大谷は安堵(あんど)の表情を見せた。

 立ち上がりから相手につけ入るスキを与えなかった。初回を3人で片づけると、二回は2者連続三振を含む三者凡退。四回2死から二塁打でノーヒットノーランを阻止されたが、後続を封じた。

 24日のオープン戦最後の登板で四回までに11三振を奪い、自信を深めたカーブをこの日も多投。最速160キロの直球と落差35キロの緩急と、多彩な変化球で相手打線を手玉に取った。6回、87球。次回以降の登板を見据え、余力を残して交代を命じたロバーツ監督は「効率的にアウトを取っていた。とても安定していた。彼は何があっても動じない」とたたえた。

 試合後の大谷が「今日の収穫」に挙げたのが、投球フォームの再現性の高さだ。「軽く投げている感覚でも強く投げている感覚でも(球速は)そこまで変わらなかった」。出力を抑えた“省エネ投法”。「ムキになって投げすぎることなく、力を抜きながら効率よく投げていければイニングは稼げる」と胸を張った。

 レギュラーシーズンでは、昨年8月下旬から自己最長の22回2/3連続無失点とした。打っては七回に右前打。2四球と合わせ3度出塁し、自己最長タイ記録となる36試合連続出塁をマークした。ただ開幕5試合で打率・200、ノーアーチ。「甘い球を振りにいった時に自分が望んでいる結果にはなっていないので、少し感覚のズレがある」と打撃の現状を明かした。

 今季は投打「二刀流」で完走を目指している。さらにチームメートの山本とともに日本投手悲願のサイ・ヤング賞にも期待がかかる。「健康な状態でマウンドを降りることを繰り返して、一回一回過度に喜ぶこともなく、過剰に落ち込むことなくやっていければいいシーズンになる」と大谷。チームの勝利のためにQSを積み上げていけば、偉業は成し遂げられる。

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