ホワイトソックス・村上 デビューから3戦連発 日本選手初&メジャー4人目 「次の大谷翔平かも」とニューズウィーク誌絶賛
「ブルワーズ9-7ホワイトソックス」(29日、ミルウォーキー)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)はミルウォーキーでのブルワーズ戦に「2番・一塁」で出場し、二回に3試合連続本塁打となる3号ソロを放った。メジャーデビューから3戦連続本塁打は日本選手初で、大リーグ史上4人目。チームは7-9で逆転負けし、開幕3連敗を喫した。ブルージェイズの岡本和真内野手(29)はアスレチックス戦に「5番・三塁」で出場し、四回にメジャー初本塁打となるソロを放った。チームは5-2で勝ち、開幕3連勝を飾った。
村上が日本勢では誰も成し遂げたことがない大リーグデビューからの3戦連続本塁打をマークした。2試合連続で2006年の城島(マリナーズ)に並んでいたが、二回に3号ソロを右中間に打ち込んだ。メジャーでも史上4人目の記録に「素直に、すごくうれしく思う」と目尻を下げた。
フルカウントからの7球目。膝元への150キロのカットボールをすくい上げる技ありの一打だった。打球速度164キロで飛び出した白球は右翼手のグラブをかすめ、フェンス上部で高く跳ねて後方へと消えた。飛距離114メートルに「ちょっと詰まり気味だった。何とか入ってくれという思いで走った」。右手を振り上げ、派手にガッツポーズした。
ポスティングシステムを利用し総額3400万ドル(約53億7200万円)の2年契約で米球界入り。2022年に史上最年少22歳で三冠王に輝いた打棒を開幕3連戦で発揮し、鮮烈な印象を残した。ニューズウィーク誌(電子版)は「村上宗隆は次の大谷翔平かもしれない」との見出しで「彼の強じんさや総合的なパワーは4度のMVP受賞者(大谷)に匹敵する」とたたえた。
ただ、試合後は余韻に浸る様子はなく、自身への警戒が強まることを覚悟する。「しっかり課題を克服して、レベルアップにつなげられるようにしたい。努力します」と表情を引き締めた。
チームは5点リードを逆転され、開幕3連敗。それでも26歳のルーキーは「勝つというのは難しい。日本でもそう。いい時も悪い時も常に準備して頑張っていきたい」。きっぱりと言い切り、再建中の球団を引っ張る自覚と責任感をにじませた。
◆デビューから連発最多は4試合
デビューからの連続試合本塁打のメジャー記録は4試合で、2016年にロッキーズのストーリー(現レッドソックス)が開幕戦から続け、計6本を放った。村上が到達した3戦連発は計4人で、19年にマリナーズのルイスが達成。デローター(ガーディアンズ)は昨季ポストシーズンで出場しているが、レギュラーシーズンデビューが今季開幕からで3戦計4発を放ち、29日のマリナーズ戦で本塁打が出ず止まった。
連続試合本塁打のメジャー記録は8試合。1956年にロング(パイレーツ)、87年にマッティングリー(ヤンキース)、93年にグリフィー(マリナーズ)が記録している。日本勢の最長は5試合で、昨年大谷(ドジャース)がマークした。
