ダルビッシュの献身 制限リスト入りで年俸24億円放棄 負傷者リストに入れば全額保証 SNS感動「球界一献身的な選手」「本物の男」「人格者」

 昨年10月に右肘靭帯修復手術を受け、今季はリハビリのため、登板予定のないパドレスのダルビッシュ有投手(39)が制限リストに入った。25日(日本時間26日)、球団から発表された。

 プロスポーツの世界ではけがをした選手は負傷者リストに入り、所属球団から給料をもらいながら復帰に向けてリハビリを行うのが常識だ。しかし、ダルビッシュは違った。球団との話し合いの内容は明らかになっていないが、今回の制限リスト入りは選手自ら申し出たことであることは容易に察しがつく。

 制限リストとは、さまざまな事情で選手がプレーできない状況になった場合に利用。期間の規定はないが、大リーグ機構の承認が必要で、通常は薬物規定違反や事件に関与するなど、同機構から出場停止処分を科された選手は自動的に制限リストに入る。

 その他にも選手個人の事情でチームを離れる時に利用する。実はダルビッシュは24年夏に「家庭に関する個人的な事情」で約1カ月半、制限リストに入っている。球団に迷惑をかけて申し訳ないとの気持ちから取った行動。ダルビッシュとはそういう人間だ。

 パドレスとは23年から6年1億800万ドル(約172億円)の契約を結んでおり、今季を含む3年4300万ドル(約68億4000万円)の契約を残している。8月で40歳。昨オフには一部の米メディアが、同投手が残りの契約を破棄して引退する可能性を報じたが、本人は完全否定。ただ、契約破棄の話し合いは事実のようで、2月に取材に応じたパドレスのプレラーGMは「これから話し合っていく」と認めている。

 制限リストに入れば、球団の総年俸を抑えることでき、ぜいたく税の軽減や、補強費につながるだけでなく、メジャー登録40人枠を空けることもでき、チームにとってメリットしかない。この日の球団発表を受け、SNS上ではパドレスやメジャーファンと思われるユーザーがしきりに感動。「球界一献身的な選手だ」、「金のことばかり気にする派手な選手とは違う、本物の男だ」、「銅像を建てよう」、「人格者」など、称賛コメントが相次いだ。

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