岡本和真 決め手は娘の「かわいい」ブルージェイズ入団会見 憧れだった背番号「7」 WBC出場も意欲「準備はしている」
巨人からポスティングシステムでブルージェイズに加入した岡本和真内野手(29)が6日、トロントの本拠地ロジャーズ・センターで入団記者会見に臨んだ。背番号7のユニホーム姿で世界一に向けて意気込み、入団の理由を語った中では、愛娘がブルージェイズのロゴを選んだというエピソードも披露。WBC出場への意欲も示し、4年総額6000万ドル(約94億2000万円)という契約を結んだ新天地で期待に応える。
昨年10月にメジャー挑戦の思いを表明し、ようやく決まった新天地だ。メジャー全30球団で唯一、米国外のカナダに本拠地を置くチームに決めたことを「街がいい。何より強くて世界一になれるチームだと思い、選んだ」と語ったが、それだけじゃない。「それと」と、別の決め手となった存在についても触れた。
「娘に(メジャー全)30球団のロゴを見せた時、最初にこれがかわいいと言って選んだのがブルージェイズだった」
トロントの本拠地球場での入団記者会見。「プロに入ってつけたかった背番号だったし、憧れだった。僕にとってのラッキーナンバーでもある」という背番号7のユニホームに袖を通し、冒頭では英語で自己紹介も。愛娘とのエピソードで笑いを誘っただけでなく、「世界一になりたくて来た。その日その日のベストを出してチームに貢献したい」と引き締まった表情で意気込んだ。
4年総額6000万ドル(約94億2000万円)での契約で、背負う期待は大きい。昨年は、大谷らのドジャースに惜しくもワールドシリーズ制覇を阻まれたが「見ている時は自分がトロントに来ると思ってもいなかったが、野球の一ファンとして熱くて感動する試合だった」と岡本。アトキンス・ゼネラルマネジャー(GM)は「獲得は大きな一歩だ。チームは間違いなく強くなった」と満足げだった。
また、3月のWBCについては「(日本代表の)ユニホームを着て戦いたい気持ちはすごくある。準備はしている」と出場の意思を示した。同GMも「われわれはWBC支持派。野球にとってとても良いと思っている」と参加を後押しする姿勢を強調。日本の連覇、そしてリベンジを誓うチームとともに世界一を目指す一年となる。
「カナダ、トロントに世界一を持って帰ってくるために毎日自分のできることを精いっぱい、全てを出し切ってプレーしたい」と岡本。憧れの舞台での戦いへ、決意をにじませた。
◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日生まれ、奈良県出身。29歳。186センチ、100キロ。右投げ右打ち。智弁学園3年時に甲子園へ春夏連続出場。14年度ドラフト1位で巨人入り。4年目の18年に全143試合に出場し、33本塁打100打点と主砲に定着する。本塁打王3度、打点王2度。WBC23年大会にも出場し、世界一メンバーとなった。
◆トロント・ブルージェイズ 1977年創設でメジャーでは唯一、米国外のカナダに本拠地を置く。ワールドシリーズ(WS)は92、93年に2度制覇。2025年に3度目のWS進出を果たしたが、ドジャースに3勝4敗で屈した。日本選手は菊池雄星、大家友和、川崎宗則らが在籍した。ヤンキース、レッドソックスと同じア・リーグ東地区に属する。





