村上宗隆「白い靴下」持参で笑い誘った Wソックス入団会見 来年3月WBCは出場へ、GMも明言

 ヤクルトからポスティングシステムで米大リーグのホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手(25)が22日(日本時間23日)、シカゴの本拠地レート・フィールドで入団記者会見に臨み、新天地での抱負を語った。

 村上は冒頭、「ファンのみなさんは私の心の中にある」と英語であいさつ。約50人の報道陣が集まり、テレビカメラが10台以上並ぶ中、「ホワイトソックス」と言いながら、靴下を取り出して笑いを誘った。

 背番号「5」のユニホームに袖を通し、少年のような笑顔を浮かべた。「スタートラインに立てた気持ち。ものすごく興奮している。この球団に最大限貢献したい」と抱負を語った。

 2年連続でアメリカン・リーグ中地区の最下位と低迷する球団を選んだ理由は「勝てるチームになっていく。これからのチームの一員になることがすごく好き。僕にすごく合っている」と説明した。

 シーズン開幕前の来年3月に開催されるWBCに関しては「出たいと思っている。WBC前提で考えていた」と強調し、ゲッツGMも「出場する予定だ」と明言し、自チームでの守備位置について「一塁での出場が最も多くなる可能性が高い」との見通しを示した。

 2022年に史上最年少の22歳で三冠王に輝くなど、日本球界で通算246本塁打を放った長距離砲。総額3400万ドル(約53億7200万円)の2年契約での加入となったが「(契約が)短くても長くても、しっかり野球と向き合って成長することを目標に来ようと思っていた」と述べた。

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