WBC米国監督 大谷翔平の“二刀流”に期待「ベストな状態のベストの相手を倒したい。投げてほしいね」

 来春のWBCに参加するチームの監督らが9日、米フロリダ州オーランドで取材に応じ、前回大会の決勝で日本に敗れた米国のデローサ監督は、大谷の“二刀流”に期待を寄せた。「目標は優勝。ベストな状態のベストの相手を倒したい。だから大谷には投げてほしいね」と語った。

 この日、大谷の同僚でもあるドジャースのウィル・スミスや、ナ・リーグ本塁打王のシュワバーら4選手が米国代表に加わることが伝えられた。ヤンキースのジャッジが主将を務めるなど、大谷を含めた“打倒日本”への本気度がうかがえる布陣となる。

 今大会は、メジャーで活躍した元名選手が関わるチームも多い。歴代4位の通算703本塁打を放ったドミニカ共和国のプホルス監督は「日本は強い。最高のチームをつくれるように努める」と冷静に語った。プールCの日本は準々決勝でプールDのドミニカ共和国と対戦する可能性がある。

 また、通算435本塁打のプエルトリコのベルトラン・ゼネラルマネジャーは「(大谷対策は)四球だ」とジョークを飛ばしつつ「自信はある。(プエルトリコは)野球をよく理解している選手が多くいる」と話した。

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