山本由伸、サイ・ヤング賞逃す 投票3位 日本勢初の偉業は来季に持ち越し ナはスキーンズ満票初受賞 アはスクバル2年連続
米大リーグは12日(日本時間13日)、記者投票で選ぶサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を発表し、ナ・リーグはパイレーツの2年目、ポール・スキーンズ投手が満票で初受賞。投票上位3人のファイナリストに入っていたドジャースの山本由伸投手は3位で日本勢初の偉業はならなかった。ア・リーグはタイガースのタリク・スクバル投手が2年連続で選出された。
サイ・ヤング賞は全米野球記者協会(BBWAA)15支部からランダムに選ばれた2人、計30人が5名連記で投票。1位7点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点とし、その合計点で決定する。投票はレギュラーシーズン最終戦翌日に締め切られ、ポストシーズンの成績は加味されない。
メジャー2年目の山本は今季、初めて開幕投手を務めるなど、チームでただ一人、ローテーションを守りきり、30登板、12勝8敗、ナ・リーグ2位の防御率2・49。173回2/3を投げて201三振を奪い、被打率は同1位の・183だった。
ポストシリーズでは2試合連続完投勝利やワールドシリーズ最終第7戦の“中0日”登板など、超人的パフォーマンスで5勝1敗、防御率1・45を記録。球団初の連覇に貢献するとともに自身はワールドシリーズMVPを獲得したが、同賞の選出材料には含まれない。
過去の日本勢の同賞の投票結果は13年と20年のダルビッシュ有投手(13年当時レンジャーズ・93点、20年当時カブス・123点)と、20年の前田健太投手(当時ツインズ・92点)の2位が最高。
23歳のスキーンズは昨季の新人王に続く、タイトル獲得。勝ち星は10勝(10敗)と恵まれなかったが、32登板、187回2/3を投げてメジャー全体ベストの防御率1・97、リーグ2位タイの216奪三振などを記録した。
ア・リーグの受賞投手、スクバルはメジャー6年目の今季、31登板、13勝6敗、ア・リーグ最高防御率2・21。195回1/3イニングを投げて同2位の241奪三振を残した。投票では26人から1位票を集めた。同リーグでは99、00年のP・マルティネス以来、25年ぶり5人目の快挙。
▽ア・リーグの投票結果上位3人
①スクバル(タイガース)198点(1位票26、2位票4)
②クロシェット(レッドソックス)132点(1位票4、2位票26)
③ブラウン(アストロズ)80点(3位票24、4位票3、5位票2)
▽ナ・リーグの投票結果上位3人
①スキーンズ(パイレーツ)210点(1位票30)
②サンチェス(フィリーズ)120点(2位票30)
③山本(ドジャース)72点(3位票16、4位票11、5位票2)
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