ドジャース、強打三塁手マンシー残留正式発表 来季15億円契約の選択権行使 球団PS通算本塁打記録更新 ヤクルト村上、巨人岡本の争奪戦に影響も

 大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースは6日(日本時間7日)、球団側が持つマックス・マンシー内野手の来季1000万ドル(約15億3000万円)の契約の選択権を行使したと発表した。

 メジャー11年在籍の強打の三塁手は今季、左膝や右脇腹のけがなどで長期離脱を強いられながら100試合の出場し、打率・243、19本塁打、67打点、OPS・846をマーク。5月中旬まで打率1割台に低迷したが、打席内で眼鏡をかけ始めてから打撃が向上し、一時はベッツやフリーマンら主力の不振により得点力が落ちた打線を支えた。

 ポストシーズン(SP)では20、24年に続き、自身3度目のワールドチャンピオンにも大きく貢献。ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦ではPS通算14号を放ち、球団新記録を更新。ブルージェイズとのワールドシリーズ第2、7戦でも試合を左右する2本塁打を放ち、16本まで記録を伸ばした。

 来年8月に36歳を迎えるマンシーは15年にアスレチックスでメジャーデビューし、18年にドジャースへ移籍。メジャー通算成績は1020試合、打率・229、214本塁打、604打点。球宴2回。

 今オフのドジャースは、ヤクルトの村上宗隆と巨人の岡本一真、2人の強打の内野手がポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指すことから獲得に動く可能性があると言われている。しかし、マンシーの残留により、内野手に“空き”がなくなるため、両内野手の争奪戦にも影響を与えることが予想される。

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