山本由伸 話題の「名言」も出た!LA熱狂3カ国語スピーチ 出来栄え聞かれ笑顔「準備していました」
「ドジャース優勝パレード」(3日、ロサンゼルス)
ワールドシリーズで球団初の2連覇を達成したドジャースの優勝パレードが、ロサンゼルス市内で行われ、大谷翔平投手(31)や山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)らがバスに乗り、沿道を埋めたファンの熱い声援に応えた。
話題となった「名言」を初めて発し、本拠地を沸かせた。ワールドシリーズMVPに輝いた山本は、5万2703人が詰めかけた優勝報告会に先陣を切って入場。堂々の3カ国語スピーチを披露し、大歓声を浴びた。
ステージでマイクを渡されると、まずスペイン語で「Buenas tardes!(こんにちは!)」と第一声。続けて「You know what? Losing isn’t an option!(知ってる?負けるという選択肢はない!)」と英語で発すると、場内は沸きに沸いた。
「Losing~」というフレーズは、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦前の会見で山本が日本語で発した「何としても負けるわけにはいかない」が意訳されたもので、以降のポストシーズンでチームのスローガンとなり、SNSでも話題を呼んだ。今回、山本自身が初めてそのフレーズを発した形となった。
その後も英語で「ありがとう。チームメート、コーチ、ファンのみなさんに感謝しています。ドジャースを愛している。ロサンゼルスを愛している」とスピーチし、最後は日本語の「ありがとう!」と締めくくった右腕。終了後に出来栄えを問われると、「まぁまぁまぁ、はい。緊張はしました。去年、むちゃぶりされたので準備していました」と屈託のない笑顔を浮かべた。





