ブルージェイズ 32年ぶりワールドシリーズ制覇に王手!新人右腕がWS新記録12奪三振の快投 WS史上初の先頭から2者連続アーチ

 「ワールドシリーズ・第5戦、ドジャース1-6ブルージェイズ」(29日、ロサンゼルス)

 ブルージェイズが連勝で32年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけた。第6戦以降は本拠地に戻るため圧倒的有利な状況に。先発したイエサベージがワールドシリーズの新人記録を塗り替える12奪三振の好投でチームを勝利へ導いた。

 ドジャース打線から面白いように三振の山を築いた新人右腕。二回から三回にかけて5者連続三振をマークし、大谷翔平からもスプリットで空振り三振を奪った。ヘルメットが吹っ飛ぶレアシーンとなり、新人右腕が独特の軌道で投じる変化球の威力をまざまざと証明した。

 五回までに2桁三振を奪い、六回1死、スミスから空振り三振を奪って1949年のドン・ニューカム以来、76年ぶりのタイ記録。七回先頭のフリーマンからスプリットで空振り三振を奪って新記録を樹立した。最終的にキャリア最長となる7回を投げ、3安打1失点の快投だった。

 イエサベージは昨年ドラフト1位でブルージェイズに入団。レギュラーシーズンでは3試合の登板だったが、ポストシーズンでローテ入り。地区シリーズのヤンキース戦で11奪三振をマークし、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると新人投手がポストシーズンで複数登板10奪三振は史上初の快挙となった。ワールドシリーズ開幕戦では4回2失点だった。

 打線も初回にワールドシリーズ史上初となる先頭・シュナイダー、続くゲレーロJr.の2者連続アーチで2点を先制。わずか3球で鮮やかにリードを奪った。四回には味方の拙守につけ込んで追加点を奪い、七回にはスネルの降板後にリリーフのエンリケスを攻め立てて2点を追加。八回にカイナファレファの左前適時打でダメ押しした。

 ゲレーロJr.はグラウンドインタビューで「本塁打よりもこの試合に勝てたことが一番嬉しい」と語り、「楽しみながら勝つことに集中している。それがいい結果につながっている」。第6戦に向け「トロントに帰って家で休んで、ワールドチャンピオンになりたい」と力を込めた。

 これでブルージェイズは1993年に連覇を果たして以来となるワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。第6戦以降は本拠地での開催となり、熱狂的なファンの後押しも待っている。32年ぶりの優勝トロフィーへ確かな追い風が吹いている。

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