ドジャース 新人右腕にWSタイ記録献上の悪夢 6回までに11K ロバーツ監督が打線改造もつながり欠く テオスカーの拙守も響く

 「ワールドシリーズ・第5戦、ドジャース-ブルージェイズ」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャースが五回までに2桁三振を喫し、2点ビハインドで中盤を終えた。六回にはスミスが11個目の三振を喫し、ワールドシリーズの新人タイ記録をアシストしてしまった。

 難敵のイエサベージに打線が沈黙した。二回から三回にかけて5者連続三振を喫するなど独特の軌道を見せるスプリットとスライダーに手を焼いた。五回にはコールが三振を喫して15個のアウトのうち、実に10個を三振で奪われた。

 三回にキケ・ヘルナンデスがソロ本塁打を放って反撃ののろしを挙げたが、直後にテオスカー・ヘルナンデスのまずい守備から再びリードを2点に広げられたドジャース。この日は不振のパヘズをスタメンから外し、ベッツを2番から3番に移すなどロバーツ監督が打線改造を施したが、つながりを欠いた。

 六回は先頭の大谷が打球速度189キロの強烈ライナーを放つも、右翼・バーガーの好守に阻まれた。スミスは空振り三振に倒れ11個目。ベッツも凡退し、六回も突破口を開くことはできなかった。新人右腕の11奪三振は、1949年のドン・ニューカム以来、76年ぶりの快記録となった。

 イエサベージは昨年ドラフト1位でブルージェイズに入団。レギュラーシーズンでは3試合の登板だったが、ポストシーズンでローテ入り。地区シリーズのヤンキース戦で11奪三振をマークし、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると新人投手がポストシーズンで複数登板10奪三振は史上初の快挙となった。ワールドシリーズ開幕戦では4回2失点だった。

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