大谷翔平 疲労困ぱい 待望WS初二刀流も前日死闘の影響明らか ゲレロに逆転被弾、打も音なし ロバーツ監督「彼も人間」

 「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース2-6ブルージェイズ」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)が28日(日本時間29日)、本拠ドジャースタジムで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。WS初のマウンドは七回途中6安打4失点で黒星を喫し、打者では3打数無安打1四球と精彩を欠いた。チームは逆転負けでシリーズ2勝2敗となり、目指す連覇は敵地トロントでの第6戦以降に持ち越された。

 初めて立った頂上決戦のマウンドに笑顔はなかった。1点リードの三回1死一塁。主砲ゲレロに浮いたスイーパーを左中間席へ運ばれた。「明らかな失投。悔やまれる1球」。試合の主導権を手放す逆転2ランだった。

 前夜は史上最長タイとなる延長18回サヨナラ勝ち。大谷は6時間39分の死闘の中で2本塁打を含む4安打3打点、4申告敬遠を含む5四球をマークし、史上最多9出塁の活躍を見せた。しかし、試合中に脱水症状から右脚がけいれんするアクシデント。その代償は決して小さくなかった。

 日付が変わった午前12時半すぎに球場を出て、就寝したのは午前2時ごろ。「それなりに睡眠は取れました」。六回を投げ終えた時点で90球。プライアー投手コーチには「あと3イニングいけます」と続投に意欲を見せる一方で、「また(脚が)つるんじゃないかという不安はあった」。七回無死二、三塁の場面で交代を告げられ、「あそこが一番悔やまれたところ」と振り返った。

 会見で大谷は「昨日の試合がどうのこうのと言うつもりはない」と言ったが、全93球のうち160キロ超はゼロ。打者では2三振を含む7試合ぶり無安打。疲労がプレーに影響していたのは誰の目にも明らかだった。

 ロバーツ監督は「翔平は本当に素晴らしかった。力を出し切った」とねぎらいの言葉。打撃の精彩を欠いたことには「彼も人間だ。きょうは投球にかなりのエネルギーを使っていた」と言った。

 チームはきょう29日に本拠で第5戦を戦い、再び敵地トロントへ飛ぶ。今後は先発予定がない大谷は「いつでもいけるように準備したい」と、救援にも意欲。勝てば連覇に王手をかける一戦に「切り替えてあすの1試合に集中したい」と言った。

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