大谷翔平 20打席ぶり安打は貴重なタイムリー!相手の徹底マークを打破 二盗も成功 敵地が静まりかえる

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ-ドジャース」(14日、ミルウォーキー)

 ドジャース・大谷翔平投手の第4打席は3点リードの七回1死三塁の好機。ブルワーズのマーフィー監督は大谷封じを徹底し、投手を交代させて左腕のアシュビーをぶつけた。

 初球、2球と外角球でボール。3球目はファウルし、4球目は見逃しストライクで追い込まれた。だが2球ファウルで2-2からの7球目、右前適時打を放った。20打席ぶりの安打が貴重なタイムリーとなった。その後、2死一塁から二盗も決め、敵地が静まりかえった。

 初回の第1打席では、右腕ペラルタの低め変化球に空振り三振。二回の第2打席はチームが逆転し、なお2死二塁だったが右飛。速度185・4キロの強烈な打球だったが、正面をついた。

 五回無死一塁の第3打席、ペラルタの高め150キロ速球に振り遅れ、空振り三振。敵地は大歓声に包まれた。

 ポストシーズンでよりマークも厳しくなり、不調が続いていた大谷。フィリーズとの地区シリーズは18打数1安打。前日、ブルワーズとの初戦は2つの申告敬遠を含む3四球で、1打数無安打だった。

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