佐々木朗希を救ったトライネン「振ってくれてよかった」 試合後のクラブハウスで本音漏らして笑い誘う 見事な火消し「誰かを助けるチャンスをもらえたことがうれしい」

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-2ドジャース」(13日、ミルウォーキー)

 ドジャースが接戦を制して白星発進。先発スネルが8回1安打無失点、無四球、10奪三振の快投を披露し、ポストシーズン3勝目を挙げた。九回は2点リードで新守護神・佐々木が先頭を三飛に仕留めたところまではよかったが、四球と二塁打、さらに犠飛で1点を失い、四球を与えて2死一、三塁となったところで降板。ロバーツ監督は37歳のベテラン、トライネンを最後の1アウトを託し、2死満塁の状況に陥ったが、逃げ切った。

 ドジャースのクラブハウスに笑いが起こった。勝利の立役者、トライネンは報道陣から空振り三振を奪った最後の1球を問われ、こう言った。「あの高さは少し納得いかなかったですね」。カウント2-2から投じた154キロ直球は高めに外れるボール球だった。「振ってくれてよかった」。思わず、漏らした本音で報道陣を笑わせた。

 メジャー12年目のベテランリリーバー。アスレチックス時代の18年には抑えとして38セーブの実績を持つ。ドジャース移籍6年目。昨季は50登板、防御率1・93の好成績を残し、ワールドチャンピオンにも大きく貢献したが、今季は右前腕痛で長期離脱。7月末に復帰後は安定した投球を続けていたが、9月は背信投球を繰り返し、レギュラーシーズン最後の10登板は1勝5敗、防御率11・74の状態でポストシーズンに突入し、佐々木が抑えの役割を担う形となった。

 しかし、この日はピンチに陥った佐々木を救援。ブルペンの電話が鳴った時の心境を「デーブ(ロバーツ監督)とは6年一緒にやってきていて、僕の良い時も悪い時も見ている。だから、彼が僕の名前を呼んでくれるときは、僕に対する信頼があると感じるし、僕も彼がチームの勝利のためにベストな場面で起用してくれていると信じている。そう思えることで、心がすごく落ち着く」とトライネン。佐々木について「ロウキはここまで本当に素晴らしい働きをしてくれている」と称え、「仲間を助けられる場面があるのはすごく誇らしいこと。僕も助けられたことが何度もあった。今度は自分が誰かを支えるチャンスをもらえたことがうれしい」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス