ドジャース痛恨「中ゴロ併殺」はなぜ起きた? 米記者がSNSで指摘 MLB公式は「ワイルドなプレーの鳥瞰図」動画投稿

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-2ドジャース」(13日、ミルウォーキー)

 7回戦制の第1戦が行われ、ドジャースが逃げ切って先勝した。

 この試合では五回のドジャースの攻撃で「中ゴロ併殺打」の珍プレーが起こった。1死満塁でマンシーの中堅フェンスを来ようかという打球を、中堅手がフェンスに当ててから捕球したが、満塁の走者は中飛と誤って判断。三塁走者のテオスカーはスタートが大きく遅れ本塁封殺。二塁走者のスミスも走っておらず三塁封殺でダブルプレーとなった。

 LAタイムズでドジャースを担当するジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)にこのプレーについて「いくつか注目すべき点がある」と投稿。その1番目に「テオスカー・ヘルナンデスは一旦止まって再度タッチアップする必要はなかった」と指摘した。

 ブルワーズの中堅手・フリリックは頭上を越えそうな打球をグラブに当てて、フェンスに跳ね返ったボールをグラブに収めた。テオスカーは最初に打球がグラブに当たった瞬間にタッチアップ可能で、ハリス記者は「たとえボールがお手玉の末にキャッチされたとしても、ボールがフリリックのグローブに当たって時点で彼は進塁できる(そしておそらく本塁はセーフだっただろう)」とし、その上で「もちろん、あの場面では言うは易く行うは難しだ」とフェンス際での中堅手の動きと打球の状況を、走者が瞬時に判断する難しさも認めた。

 公認野球規則5・09アウトの項目(1)の【原注2】で「走者は最初の野手が飛球に触れた瞬間から塁を離れてさしつかえない」とある。

 また、ハリス記者は二塁走者のスミスやエベル三塁ベースコーチが、左翼線審の両手を横に広げるフェアのジェスチャーを見ていなかったことが、三塁封殺になった原因だと指摘。「本当に全体的に難しく珍しいプレーだった。ちなみに記者席からはボールを捕球したように見えた。そしてグラウンド上では、重要な判定をする審判を誰も見ていなかった(そして何が起こったか明らかになった時点では腕を下ろしていた)」と記した。

 まさかの中ゴロ併殺打については、MLB公式Xも「ミルウォーキーでのそのワイルドなプレーの鳥瞰図」として、本塁後方上部のカメラで撮影した内外野全体が見渡せる動画を投稿。大谷マニアで知られるベン・バーランダー記者は「プレーオフ史上最もクレージーなプレーの一つ」として動画を引用投稿し「得点なし。信じられない」と記した。

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