大谷2敬遠を敵将が説明 「難しい決断ではなかった」とブ軍・マーフィー監督 「翔平はフライを打つだけの脅威がある」も九回は満塁策裏目、押し出し四球
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-2ドジャース」(13日、ミルウォーキー)
7回戦制の第1戦が行われ、ブルワーズは接戦を落とした。2点を追う九回に1点を返したが及ばなかった。
ドジャースの「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手には安打こそ許さなかったが、2つの申告敬遠を含む3四球。試合後、ブルワーズのマーフィー監督は2敬遠について「難しい決断ではなかった。なぜなら一塁が空いていて、併殺のチャンスが作れる状況でマウンドに右投手が立っているのなら、その選択肢をとるべきだからだ」と説明した。
マーフィー監督は「打撃不振とはいえ、少なくとも翔平はフライを打つだけの脅威がある。あの場面で失点するわけにはいかない。(ドジャース先発の)スネル相手の我々の打撃の様子を見れば、失点は許されなかった」と説明した。
ブルワーズは五回1死二塁で大谷を申告敬遠。一、二塁として続くベッツを二ゴロ併殺に打ち取った。1ビハインドの九回1死二、三塁では大谷をこの日2度目の申告敬遠。満塁策をとったが、続くベッツに押し出し四球を与え2点目を奪われた。





