ドジャース 優勝決定Sは天敵・ブルワーズに決定 今季RSでは1勝もできず6戦全敗 ロバーツ監督が大谷翔平をキーマンに指名
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ブルワーズ3-1カブス」(11日、ミルウォーキー)
ブルワーズがカブスとの接戦を制して地区シリーズを突破。ナ・リーグの優勝決定シリーズはドジャースとブルワーズの組み合わせに決まった。
ドジャースにとっては天敵がワールドシリーズ進出へ最大の壁となる。今季、レギュラーシーズンでは7月に敵地と本拠地で対戦。ミルウォーキーでは打線が計3試合で4得点に封じ込まれて3連敗。さらにオールスターを挟んで本拠地で迎え撃った3連戦でも痛恨の3連敗。今季6戦全敗という屈辱を味わった。
ただ現在のチーム状況は当時と違うとも言える。大谷翔平投手がスターターとして完全復活し、スネル、グラスノーらも戦列に復帰。先発4本柱は強固で、クローザーとして佐々木朗希投手も覚醒した。
チームはこの日、ドジャースタジアムで練習を行った。ロバーツ監督は球場のビジョンでブルワーズ-カブス戦を流すことを決定。地区シリーズで打率・056と抑え込まれた大谷について「あのようなパフォーマンスではワールドシリーズには勝てない」と厳しい言葉を投げかけた。
その上で「どのチームもショウヘイにはできるだけ左投手をぶつけてくるだろうけど、彼自身があの(地区)シリーズを振り返って、ストライクゾーンの外に手を出しすぎていたことや、ゾーン内の球を見逃していたことを見つめ直してくれることを期待している。打席の質をもっと上げる必要がある。チームとしてももっと良くならなきゃいけないので、打撃コーチ陣や本人があのシリーズから学んで、改善してくれることを願っている」とキーマンに指名。レギュラーシーズンでは打率・273、3本塁打をマークしている。
チームは12日(日本時間13日)午前、ミルウォーキーに向けて出発する。




