ドジャース、守乱逆転負け後半戦3連敗 大谷の34号2ラン実らず 5回途中KOカーショーはブチ切れ ブ軍に屈辱6戦全敗
「ドジャース5-6ブルワーズ」(20日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が今季初めて「2番・指名打者」で出場し、三回に34号2ランを放つなど、3打数1安打2打点、1四球。打撃不振のベッツがスランプ脱出を期して1番で起用するため、昨年6月16日のロイヤルズ戦以来となる2番で逆方向へ豪快アーチを放った。しかし、チームは逆転負けで後半戦3連敗を喫した。
大谷の一発でリードを3点に広げたチームだったが、守備陣が精彩を欠いた。3点リードの四回2死二塁から3連打に2失策が絡んで3点を失って同点に追いつかれる。五回にも3つ目の失策を記録し、1死一、三塁になったところで、粘投していたベテラン左腕カーショーが強制降板。ベンチに戻るとグラブを投げつけてブチ切れ。体全体で怒りを爆発させた。
ドジャースは五回に失策を犯した左翼ルイーズが五回に汚名返上の移籍後1号を放ち、一度は同点としたが、六回に救援陣が踏ん張り切れず、3失点で逆転を許す。打線は反撃の糸口をつかむことができないまま敗戦。今季の対ブルワーズ戦6戦全敗の屈辱を味わい、後半戦3連敗となった。





