マンシー、大谷翔平を例に挙げて報道陣を笑わせる「ショウヘイが数字を歪めてるかも」 ドジャースタジアムは打者有利?の質問に

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースのマックス・マンシー内野手が試合前に取材に応じ、同僚の大谷翔平投手の名前を出して報道陣を笑わせる場面があった。

 会見の終盤、報道陣から本拠ドジャースタジアムに関して「(フィリーズの主砲)ブライス・ハーパー選手が、ドジャースタジアムは昔は投手有利の球場だったが、今は打球がよく飛ぶようになったと話していた。なぜだと思いますか?」と問われると、「その話題についての記事で読んだことがある。僕は長年ここでプレーしてきたが、正直なところ、数字や統計で分かっているが、それでも完全には信じきれてない」。さらに自身の経験をもとに「夜になると、打球はあまり飛ばない。海から湿った空気(マリンレイヤー)が入ってくるし、球場自体はそこまで広くないけど、ボールが飛ばない。それに外野の芝が少ないから、ヒットゾーンも狭い。だから、ここは昔から打者にとっては難しい球場」と持論を展開した。

 また、内野のグラウンドの特徴として芝が短く、硬いことを挙げ、「ゴロ打球が外野に抜けやすい」とも話したマンシー。最後は「質問に答えるなら、うーん」と考え込んでから笑みを浮かべて「ショウヘイだろうね。分からないけど」。続けて「ショウヘイを止められる球場なんてないし、彼は年間50本以上ホームランを打ってる。そのうちかなりの数(最多記録を更新する29本)がここで出てる。分からないけど、それで数字が歪めてるのかもしれない」と報道陣を笑わせ、「でも僕はここが打者有利の球場だとは完全には思ってない」と話した。

 マンシーはこの日の試合で「7番・三塁」で出場。第1、2戦は相手先発が左投手だったため、いずれも途中出場しており、同シリーズ初のスタメン出場となる。

 ▽ドジャースのラインアップ(レギュラーシーズン成績)

1番・DH 大谷       打率・282 55本塁打 102打点 20盗塁 OPS1・014

2番・遊撃 ベッツ      打率・258 20本塁打  82打点 OPS・732

3番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・247 25本塁打  89打点 OPS・738

4番・一塁 フリーマン    打率・295 24本塁打  90打点 OPS・869

5番・捕手 スミス      打率・296 17本塁打  61打点 OPS・901

6番・左翼 K・ヘルナンデス 打率・203 10本塁打  35打点 OPS・621

7番・三塁 マンシー     打率・243 19本塁打  67打点 OPS・846

8番・中堅 パヘス      打率・272 27本塁打  86打点 OPS・774

9番・二塁 エドマン     打率・225 13本塁打  49打点 OPS・656

   投手 山本       12勝8敗 防御率2・49

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