カブス逆転負けで崖っぷち 鈴木先制3ランも今永崩れる

 ブルワーズ戦の1回、先制3ランを放つカブス・鈴木(共同)
 3回、降板するカブス・今永(共同)
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 「ナ・リーグ地区シリーズ、ブルワーズ7-3カブス」(6日、ミルウォーキー)

 カブスはブルワーズ戦に3-7で敗れ、2連敗で後がなくなった。鈴木誠也外野手(31)が一回に3ランを放ったが、先発の今永昇太投手(32)が2回2/3を5安打4失点と打たれ、敗戦投手となった。

 最高の形で先制したカブスが逆転負けで崖っぷちに立たされた。一回は安打と四球で1死一、二塁から4番・鈴木。高めのチェンジアップを完璧に捉え、左中間席最上段へと届く特大アーチを架け、ベンチも一気に活気づいた。

 ところがその裏、ポストシーズン初先発の今永が崩れた。2者連続三振後に連打を浴び、ボーンに内角のスイーパーを左翼席へ運ばれる同点3ラン。三回にも勝ち越しのソロを許し「自分が試合を台無しにしてしまって、すごく自分にフラストレーションがたまっている」とうなだれた。レギュラーシーズンから11試合連続で本塁打を浴び「ストライクゾーンに投げるのが、ちょっと怖くなっている部分もある」と胸の内を吐露した。

 第3戦からは本拠地シカゴへ戻る。鈴木は「粘り強くプレッシャーをかけれるようにやっていけたら、相手のピッチャーも苦しむ。まだ試合はある」と巻き返しへ次戦を見据えた。

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