カブス・鈴木誠也 史上初“5戦連発” PS初出場で堂々!先勝導く同点弾「真っすぐに絞って」
「ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ、カブス3-1パドレス」(30日、シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(31)は初出場のプレーオフで堂々の同点弾を放った。1点を追う五回先頭でソロ。レギュラーシーズン最終戦まで4試合連続本塁打した好調を保ち「5試合連続」とした。球団によるとレギュラーシーズン最後に4試合以上続けて本塁打を放ち、プレーオフ初戦でも打った打者はメジャー史上初めて。
今季13勝を挙げたパドレスの先発ピベッタに対し「球速以上に強さを感じていたが、真っすぐに的を絞って積極的にいった」と内寄りの速球をたたいた。打球が左中間席に吸い込まれると右拳を振って感情をあらわにした。次打者のケリーが勝ち越し本塁打で続いて3-1で勝利。鈴木は「何よりもチームが勝って、1戦目を取れたっていうのがすごく大きい」と喜んだ。
レギュラーシーズンで自身最多32本塁打を放ち、松井秀喜を抜いて日本選手歴代2位を記録した勢いを短期決戦でも発揮した。試合後の記者会見は、先発ボイドとそれぞれの愛息を伴って父子4人で臨み「米国の野球の良いところ。すごく良い環境だと思う」と笑顔だった。





