大谷の25年経済効果は約1302億円 関大の宮本教授が試算

 関大は1日、宮本勝浩名誉教授が試算した米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)の2025年経済効果が1302億8573万円になると発表した。24年の約1168億1181万円から増額となった。

 ナ・リーグ西地区優勝までの経済効果に限定して分析。過去最高の金額となった理由について宮本名誉教授は、ドジャースの観客動員数が球団史上初の400万人の大台に乗ったこと、大谷のスポンサー契約が約150億円を超えたこと、日米の顕著な物価上昇、ドジャース経営陣のスポンサー契約や広告料に関する価格交渉の成功などを挙げた。

 宮本名誉教授は大谷の経済効果について「空前絶後の金額になった」と表現し、「このようなアスリートは他におらず、今後数十年に渡って、このようなスポーツ選手は出現しないのではないかと思われる」などとコメントした。

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