ドジャース有終5連勝締め 大谷翔平55号含む3安打固め打ち 球団135年ぶり146得点 3年連続キングかけた最終打席は空振り三振 カーショー現役最終登板で11勝目
「マリナーズ1-6ドジャース」(28日、シアトル)
ドジャースが公式戦最終戦を5連勝で締めた。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場し、七回の打席で55号を放って、昨季、自身が樹立した自己&球団最多記録を更新。13日のジャイアンツ戦以来、13戦ぶり12度目の1試合3安打でサイクル安打まで三塁打を残す猛打ショーを披露した。
本塁打王争いはトップを走るシュワバー(フィリーズ)に1本差で迎えた九回の打席は空振り三振。フルカウントから内角低め151キロ直球にバットが空を切った瞬間、口を真一文字に結び、悔しさをにじませた。
今季限りで現役引退を表明しているクレイトン・カーショー投手が最後の公式戦のマウンドに立ち、六回途中4安打無失点、与四球1、奪三振7。走者を背負いながら粘りの投球を見せ、11勝目、通算223勝目を手にした。
この日は2得点でシーズン146得点。ドジャースではブルックリン時代の1890年に148得点をマークしたハブ・コリンズに続く135年ぶり、歴代2位タイの偉業となった。




