佐々木朗希は勝ちパターンでの起用も ロバーツ監督が言及 「信念を持った投球」を期待「とにかく打者に向かって攻めていってほしい」
「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(24日、フェニックス)
ドジャースが試合前に右肩インピンジメント症候群のため、5月から負傷者リスト(IL)入りしていた佐々木朗希投手の戦列復帰を発表した。試合前の取材に応じたロバーツ監督が明言した。
ロバーツ監督は佐々木の起用法について言及。勝ちパターンなど重圧のかかる場面でも登板させる考えを示し「今は勝たなければいけない試合ばかりでプレッシャーの少ない場面はほとんどないと言っていい。だから、彼を起用するのは当然のことだと思っている。もし彼がポストシーズンで投げる可能性があるなら、どのイニングも重要な場面になるわけで、そういう状況を避けることは考えていない」と説明した。
佐々木に期待することを問われ「信念を持った投球だと思う。短いイニングになるのは分かっているし、彼がこれまで慣れてきたものとは違うが、彼が持っている全てを1イニングか2イニングに込めて投げてもらいたい。とにかく打者に向かって攻めていってほしい」と話した。この日を含めてレギュラーシーズンはあと5試合と残り少ないが「1度だけじゃなくて何度か登板させたいと思っている。彼の持つポテンシャルの幅を考えれば、それは可能だと思うしね。だから2度(2試合)以上投げさせることは大きな意味を持つ」とした。
佐々木は5月9日のダイヤモンドバックス戦に登板した後、右肩の痛みを訴えて離脱。痛み止め注射を打ち、リハビリをへて8月14日から3Aで調整していた。今月21日まで先発で5試合、リリーフで2試合に投げ、1勝1敗、防御率6・10の成績を残した。





