佐々木朗希の追試が決定!ロバーツ監督が試合後に明言「彼は日曜日にもう一回投げる」3Aでプロ初の救援登板で1回無失点 PSのロースター入りは「あると思います」
「ドジャース2-1ジャイアンツ」(18日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、3Aで救援テストした佐々木朗希投手について追試を明言。「彼は日曜日にもう一回投げる」と語り、3Aの今季最終戦となる21日のタコマ戦で登板し、メジャー昇格を待つ形となった。
この日、タコマ戦で1回を2三振を含む無安打無失点に抑えた佐々木。16球のうちストライク11球、ボール5球。最速161キロを計測するなど、メジャー復帰に向けてアピールに成功した。
二回終了時に8点をリードする一方的な展開。四回裏からブルペンで投球練習を開始した佐々木は9日以来、9日ぶりにマウンドに立った。
前回の登板では渡米後最速100・6マイル(約161・9キロ)を計測。剛腕復活を印象付けた佐々木は先頭打者に対し、初球に99・5マイル(約160・1キロ)を投げ込むなど、カウント0-2と追い込み、スプリットで見逃し三振を奪った。
2人目の2球目にはこの日最速となる100・1マイル(約161キロ)。カウント1-2から4球目159キロ直球で空振り三振。3人目には初球カットボールで空振りを奪ったが、フルカウントから四球を出して走者を背負った。しかし、4人目を左飛に打ち取って無失点に抑えた。
指揮官は「彼の素晴らしいところは、2025年のドジャースのためにできることは何でもやろうという姿勢でいることだ。これまで一度も経験のなかったブルペンでの登板にも挑戦した」と明かし、「聞いたところによると、素晴らしい投球だったようだね。だから朗希には本当に敬意を表したい」と言う。
今後は21日(日本時間22日)に行われる今季最終戦のタコマ戦に登板し、メジャー昇格を待つ形に。「その登板を終えた後に今後の方針を決めるつもりだ」とロバーツ監督は説明し、プレーオフでロースター入りの可能性は「あると思います。まず彼自身がブルペン入りを決断したことが大きかった。そして次に必要なのは結果を出すこと。きょうは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたので、次は日曜日。その登板を経て、今後は球団側が判断する形になる」と語った。





