大谷翔平降板から大暗転…ロブレスキーが大炎上5失点→大谷2勝目の権利が消滅 ロバーツ監督に本拠地大ブーイング エンリケスも被弾で計6失点
「ドジャース-フィリーズ」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5回無安打無失点、1四球で降板。直後に継投失敗で悪夢のような逆転劇を引き起こしてしまい、2勝目の権利は消滅した。
2番手のロブレスキーが大誤算だった。4点リードの六回、1死から3連打を浴びて満塁のピンチを招くと、ハーパーに右中間へ2点二塁打を浴びた。ここで本拠地にはブーイングが沸き起こり異様な雰囲気に。さらにマーシュに右翼へ逆転3ランを浴びてしまった。ここでベンチからロバーツ監督が出てくると、スタンドから特大のブーイングが浴びせられた。
5回を投げ終えると、ベンチ前で打席の準備を進めていた大谷のもとにロバーツ監督が近寄ってきた。続投か否かの判断を確認したとみられ、隣ではプライアー投手コーチも寄り添った。大谷は笑顔で一声かけると、指揮官も笑顔に。ここで交代を決断した模様だ。
その後、ロバーツ監督はベンチに座っていたフリーマンのもとへ出向き、満面の笑みを浮かべながら談笑。今季は投げさせても5回までと決めており、ノーヒットノーランを継続した状態で降板する異例の展開となった。地元紙オレンジカウンティ・レジスターのビル・ブランケット記者は自信のXで「ロバーツ監督が5回以降でノーヒットノーランを記録している投手を交代させたのは9回目」と伝えていた。
さらに代わったエンリケスもソロを被弾し、2被弾で一挙6失点。5回までの沈黙がウソのように、フィリーズ打線を起こしてしまった。




