ドジャース・佐々木朗希は今週後半に登板へ フリードマン編成本部長「木曜日や金曜日になるだろう」 今季中のメジャー復帰も「あると思う」

 「ドジャース-フィリーズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャースのフリードマン編成本部長が試合前に取材に応じ、右肩インピンジメント症候群のため5月から負傷者リストに入っている佐々木朗希投手が今週後半に傘下マイナーの試合に登板すると明らかにした。「まだはっきりとはわからないが、木曜日(18日)や金曜日(19日)になるだろう。まだ話し合っているところだ」と話した。同時に今季中のメジャー復帰の可能性について「あると思う。まずは次の登板を終えた後に今後どうするかを判断していく。でも、まだドジャースの一員として投げる事は十分にあり得ると思う」とした。

 佐々木はマイナー3Aでの5度目の調整登板となった9日の試合で米球界移籍後最速となる101・6マイル(約161・9キロ)を計測するなど、4回2/3、同最多90球を投げて3安打3失点。四回まで1安打無失点、8奪三振の快投を披露した。3点は失ったが、直球の平均球速が98・3マイル(約158・2キロ)に達し、課題の一つをクリアした。5試合の成績は0勝2敗、防御率6・75。

 佐々木はこの日の試合前に、ドジャースタジアムでキャッチボールなどで調整した。同本部長は佐々木の状態について「今日はいくつか検査して状態は良さそうだった」と説明。前回5度目の調整登板で球速が上がったことについては「本当に見違えるほどだった。彼は投球フォームの改善にものすごく努力してきた。以前のリハビリ登板とは違い、しっかりとした投球ができていた。調子を落とすこともあるが、そこから立て直すために本当に懸命に取り組んでいる。球の切れも良くなっており、とても心強く感じている」と話した。

 その後、12日にロバーツ監督が佐々木を次回も傘下3Aで登板させると明言したが、登板日については未定としていた。

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